能登島は稲刈りシーズンです

秋晴れだった先週の日曜日、知り合いに誘われて近くの集落に息子と二人で稲刈りのお手伝いに行ってきました。

能登島でもほとんどの田んぼは稲刈り機で刈るようですが、雑草が多く生えている、雨風などで稲が倒れている、田んぼが小さいなどの理由で機械で刈れない時は手刈りするのだそうです。

稲の根元を左手で掴み、右手で持った鎌でザクリと刈り取る。それを何回か繰り返し、まとまったところで稲を束ね、数本の稲わらでクルクルっと巻いて結ぶ。その束を二つに割ってはざがけする。人生初の稲刈り体験でした!

傍目に見ると大変さばかりが目に付いて、しんどい作業だと思っていましたが、これが案外と楽しいかったです。
稲に混じって生えている草の葉っぱが面白い形をしているとか、白く可愛い花を咲かせているとか、田んぼの端の方は地面も乾いて歩きやすいのに真ん中の方はぬかるんでいて、気をつけないと長靴がはまり込んで足が抜けなくなるとか、体験してみないとわからない面白い発見がたくさんありました。
水もほとんどないのにカエルがぴょんぴょん跳ねていて、それを息子と追いかけるのも楽しくて。

お昼ご飯は田んぼ近くにある海べりのお家で美味しいお弁当をご馳走になりました。青い空と海を眺め、波の音を聞きながら農作業の疲れを取る。最高じゃないですか(^_^)

次の日から数日間、全身筋肉痛だったのが情けないですが、いい体験させていただきました。